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スプリントトライアル感想


3/14(月)
夜中の11時から練習開始。

試合は4日後。
3/18の(土)にピーキングを持ってくるためには今日トレーニングしなくてはいけない。

月曜日の時点でばね指数は4。できれば明日練習したかった。明日ならばバネ指数5の身体で練習できたので最高だったが明日は当直でトラック練習はできない。それなら、水曜日に走るというプランもあるが、それでは土曜日には回復していないだろう。

やはり、今日しかない。今日は深夜練習になるだろうが、ピーキングの観点から今日以外は考えられない。

「いつやるの?今でしょ!」

中3日の休みを挟んで試合に臨もうと思う。サラリーマンの現実を受け止めつつこれが現状のベスト。

結局練習は午前1時までかかった。しかし良い練習が出来た。手ごたえはある。

3/17(金)
試合前日。この日は仕事を休んで明日の試合に備えた。前日の夜にサウナ。サウナに入るときは、必ず医療用のポカリスエット0S1を持っていくようにしている。発汗がぜんぜん違うから。

しかも、僕のは自作なので安い。

前日サウナと冷水の交替浴でいい刺激が入った。動的ストレッチを銭湯でやるという荒業も効果的だった(笑)
公共の場だから控えめにやったけどw

明日は、バネ指数5で迎えられそうだ。

3/18(土)
試合当日。

もちまえの段取りの悪さで、朝の支度に時間がかかる。今日は息子も出場するので、息子のしたくにも手がかかる。
と思いきや、息子はとっくに支度を終えて、3DSで遊んでいる。


私は慌しく準備をして、息子と一緒に自宅を出発した。


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会場に着いた時、8時30だった。
レースは9時30から。あと1時間しかない。

荷物を降ろしたり、受付をしたり、ビデオ撮影をお願いできる人を探したりしていたら、すでに9時を回っていた。レースまで30分。

コンディションがいい時というのはアップには時間がかかないもの。
アップの時間が30分取れれば十分だと思ったのであわてることはなかった。

しかし、若干アップ不足は否めない。
タイムを出すなら二本目かも。そういう予感はした。
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第一レース
まず息子のレース

息子は10秒30でゴールした。
正直9秒台は出して欲しかった。

小1では普通のレベル。
しかし昨年10秒93だったことを考えると、一年で0.63秒の短縮。

もうすこし噛み砕いてこの10秒30を分析すると、
学校で計測する体力テストにおいては、手動のストップウォッチを使う。
そして100分の1秒はすべて切り上げとなっている。

なので、
10秒10→10.1となるが
10.11→10.2となる。

そして、手動計測の場合人間の反応速度に関係してタイムが+0.24速いタイムが出てしまう。

なので、今回は10秒30-0.24=10秒06
切り上げで手動10秒1となる。

10秒1ならそれほど悪いタイムではない。

息子の現在の身長と50mのタイムを偏差値にして成長曲線を予想すると、おそらく息子が学校代表になれるのは、小6か中1からだろうと思う。

それまでは、校外の高いレベルの試合に出る必要はないと感じた。
しばらくは学校内の運動会のリレー選手になることを目標にするくらいで十分だと感じた。

ただ、自己記録に挑戦する楽しさは体感してほしいと思う。
キッズデカスロンなどはいい機会になるかも知れない。

それまではスポーツのいろんな種類の楽しさを味わうこと。あとは柔らかい筋肉を保持しておくために水泳やSSC運動、的ストレッチを日常で行うことなどは継続させていこうと思う。

息子は今、陸上よりも野球に熱心。私も今年からは野球クラブのコーチのお手伝いをしていくことになりそう。だったら、私がある程度、野球クラブの中で発言権が得られるようになったら、息子の野球クラブ全員に陸上トレーニングの要素を入れて行こうかというふうに考えている。

しかし、理解してから理解されるの原則がある。

私が陸上で成功したかどうかに関係なく、部外者が野球の畑に入っていくのだから郷に入れては郷に従わなくてはならない。

まずは、私が野球を理解しなくては、いけない。この6年間は野球を勉強させて頂こうと思う。良い機会だ。
徹底的に野球について勉強していく。股関節については、相当知識には自身がある。6年かけて肩関節を研究しよう。

そうすることによって、パーソナルトレーナー吉田光一郎のキャパシティも増えていくのではないか?と期待している。この経験がもしかしたら、プロ野球選手のパーソナルトレーナーをするときに生きるかも知れない。
そんな妄想もしている(笑)

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さて、私のレースの出番が来た。

今回50mに出場するのだが、スパイクピンは5mmのままセットした。これは普段練習している一宮市の南山公園のランニングコースのゴムが硬くなっているためにピンが短いほうが都合が良かったので、今回そのままで試合に出てみようと思う。


レースが始まる。

「on your mark」

さっきまで日本語だったのにスターターがいきなり英語を使い始めた。スターターをしていたのは小原君。インターハイ入賞経験のある同級生の元スプリンターだ。

小原君は審判の仕事が忙しかったので、多くを語ることはなかったけど、小原くんが私の組だけ、英語でスタートした。

「このレースは公式試合ではないけど、公式試合のつもりで真剣にピストルを打つから、吉田も真剣に走れよ」

と小原君から言われているように思え、パワーをもらった。



「バン」


ピストルがなる。スタートは良い。そこから加速する。ピッチを高める。ピッチは相当高まっていると思った。



ゴールしたときタイマーを見ると6秒22だった。

悪い。ストライドが出ていない。

結局、私は50mを28.5歩かかっていたのだ。これでは、刻みすぎ。


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2本目も走ろう。2本目はストライドを狙おう。
ストライドを狙うために2つの秘策を考えた。

一つ目はスパイクピンを交換すること。やはり5mmは短すぎて反発力が減ってしまった。もっともオーソドックスな7mm3段平行に変えた。

スパイクピンを1mm変えるだけでシューズは全く別のものに生まれ変わる。

二つめの秘策はコース取り。通常コースの真ん中を走るのだが、コースの真ん中はウレタンゴムがダメージを受けているために反発力が弱いことが多い。なので、コースの外側ぎりぎりを走ることで反発力が得られるようにした。


第二レースまでは時間がゆっくりあったので、ウォーミングアップも十分行うことができた。


第二レースは、同じAC一宮の松原さんも同走する。松原さんは45歳ながら、100mを11秒5台で走る。専門の走り幅跳びはアジア記録保持者である。すばらしいアスリート。


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そして、レースがはじまる

「on your mark」

また小原君は英語でスターターをした。
気合が入る。

「SET」
「バン」

スタートのピストルと共に良いスタートが出来た。僕は松原さんよりも前にいる

スタートの5歩目までは刻んでそこからはストライドを意識した。松原さんのプレッシャーはずっと背中で感じていたが、それがちょうど良いメトロノームになっていた。

松原さんの足音が聞こえることで私はオーバーピッチになることなくストライドを伸ばすことが出来たのだ。

「これは良い!間違いなく1レース目よりもストライドが出ている。」

そして、僕はまだまだ加速できる。スタート型の私にとって、40m地点でどれだけ加速できる余地があるかどうかは生命線だ。

前半、余力を残したペース配分という戦略もあるが、こと50m走ではこの戦法は使えない。

というか100m走だったとしても、前半抑えるのはあくまで小手先のテクニックだと思っている。

スプリンターだったら、小技を磨くよりも、エンジンを大きくする練習に集中すべき。そういう信条をもってパワーを高めてきたので、この日の二次加速にはまだ伸びしろがあった。

僕は40mから50mでも加速した。

そしてゴール。

タイムは6秒15だった。
自主的に測定した風は+1.2
100m走に換算すると11秒17だ。

歩数は28歩で1本目から0.5歩短縮した
ストライドが平均で3.1cm伸びた計算になる。

スパイクピンとコース取り、あとはキックの意識だけで3cm改善できたのは、階段の挑戦も含めて、アスリートとしての引き出しが随分増えた効果なんじゃないかな、と思う。


ストライドを伸ばすというのは、はっきり言って一番難しい作業。ピッチは比較的簡単。正しいフォームで上下動をなくすことや、ウエイトトレーニングでパワーをつければ、ほぼ誰でも改善できる。

しかしスプリンターにとってピッチよりもストライドの方が疾走速度と相関が高く、重要なのは言うまでもない。

つまり、ピッチが速くても、走るのが遅い選手は結構いるということ。しかし、ストライドが広い選手は、走るのが速い。相関係数はストライドの方が高いのだ。

しかし、年を取るにしたがって、狭まってくるストライド。どうしたら、ストライドが出せるのか?
これが今後の課題になってくるだろうと思う。

ちなみに私が100m10秒99になるには50m走を6秒05で走る必要があり、ストライドをさらに3cm広げる必要があるのだ。

おそらく今の体力でストライドを3cm伸ばしたら、無理がでて上下動を出してしまうだろう。その場合ストライドが出せてもピッチは低下してしまう。

なので、今は+1.5cmのストライドアップを目指してトレーニングを進めることが丁度良いストライド×ピッチのバランスになるのだろう。


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今回出した6秒15。そして最終目標は6秒05たった0.1秒だが、まだまだ先は遠い。まだ10秒台はうっすらしか見えない。そもそもあと3cmのストライドを自然に伸ばせるイメージは具体的に浮ばないのだ。それくらい今回のレースは会心のレースだった。そしてそれと同時に自分の力を全て出せたが為に新たな伸びしろを探すのが困難なのだ。

だからこそ、地に足をつけた目標をまずは達成して行こうと思っている。

当面は。

今回ピッチは高めることが出来た。それはいろんな複合的なトレーニングの効果が出たことだと思っている。それは継続していこうと思う。

・上半身のパワーアップ
・ケトルベルスウィングやジャンプ
・トランポリン
・坂道でのトーイング走
・南山公園でのスパイクを履いてのスプリント


すべて、効果があった。



しかし、ピッチアップでのタイム短縮には限界がある。悲しいかなバイオメカニクスを勉強した私はよく分かっている。

だからこそ、この年齢であえてストライドアップが成功し、ストライドアップでタイムを短縮できたら、それはすごいことではないか?と考えている。

いま、うっすらとしたアイデアがあるので、それをまずはやってみて試行錯誤の先に答えが見えてくると僕は思う。今年はもう一回skyrunnerを履きまくって人間反発係数=1を目指して身体を適応させて行こうと思う。

もう38歳だ。生理学的に成長するのは難しい。これを素直に認めよう。しかし、適応することは可能だ。

そして適応することで、もっとタイムを短縮することは十分可能なのだ。

「トレーニングとは刺激であり、トレーニング効果とは刺激に対する適応なのだから。」

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