今回のレースで試した実験

今回のレースで試したこと

実験1:腕に100gの重りを巻いて、上半身のウエイトをアップさせ、重心をあげる

【結果】
加速時はよいパワーポジションをとることができた。しかし、減速局面になると、思っていた以上に腕と肩が疲労した。

そもそも、鉛直方向の力は、加速局面では強ければ強いほど良いが、等速局面では強すぎてもダメ。水平方向のキックと鉛直方向のキックのバランス比が崩れてしまうことになるから。

今回は、上下動を押さえる為に巻いた重りが上下動を生む原因になってしまった。大失敗(笑)

しかしノーベル賞受賞者の天野教授も実験に1000回失敗していると聞く。これからも諦めずにバカなことを色々試したいと思う。

改善策としては、ナチュラルな筋肉を上半身につけること。また、すこし重めのネックレスをつけることで上半身に重心を持ってこれないだろうか。すくなくともみぞおちの意識は高められるかもしれない。私は4スタンス理論でいうA1タイプなので、みぞおちの意識を高めることで重心を上に持ってこれるかもしれない。

道具を使うにしろ、練習メニューや、身体意識を変えるにしろ、何らかの方法で落ちぎみの重心を上に上げていくメソッドを考案することは、次のステップに行くためには必須であると思う。

実験2;レーンの外側ギリギリを走る

【結果】
老朽化したトラックではレーンの中央部分と両端部分では、反発係数が全く違う。試しに砲丸を自由落下させて、どれくらいまで弾むか測定してみると良いと思う。表面上は同じに見えてもトラックのウレタンゴムシートの継ぎ目は反発力がかなり落ちる。

雨天時はもっと顕著な差になる。濡れたウレタンゴムは反発力が落ちる。そのため、トラックに傷がついていない外側を走ることで、「自分だけ高速トラック」状態を作ることができる。しかしながら、これには落とし穴があった。今回レーンの右端を走ったのだが、右足は高反発、左足は低反発というようなアンバランス状態を産み出してしまった。右足で高く跳んで、左足では沈む訳だ。結果、上下動産み出し、後半の減速に拍車をかけてしまったようだ。加速局面の上下動も好ましくはないののだが、前傾している分、推進力にあまり悪影響は少ないと思う。ただ、等速局面や減速局面での上下動は深刻だ。一歩一歩がブレーキをかける形で接地していることや、前に跳ぶのではなく、上に跳んでいるので、空中での滞空時間が無駄に長いことになる。結果、ピッチが落ちる。

そもそも、等速で走る練習(150m以上のテンポ走等)を一切やれていないのが問題なんだけど。

トラック練習に関しては、小原くんがレース後、開口一番に
「スピード持久だね」言ったことに尽きると思う。


道具的な改善アイデアとしては、右足と左足のスパイピンの長さを変える等はどうだろうか。今回だったら、左足は7?の三段平行 右足を7?の円錐形などしたら、良かったかもしれない。やっぱりスパイクは固定ピンよりも交換ができるタイプの方が良いなぁ。

実験3:レース直前にトランポリンで弾んでから、スタートラインに付く

これは、とても効果があったと思う。スタート前にトランポリンで弾むことで、ブロッキング、伸張反射、センター、重心などの「おさらい」が一度にできる。しかも負荷の掛かり方は初動負荷に近い為、筋肉も柔らかい状態を作り出してくれる。

しかし、ローカル試合だからこそ、できたこと。全国大会や国際大会ではダメだと言われるかもしれない。


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番外編

【ランパンで走る】
股関節の中心をつかむ為
→失敗:次回はスパッツに戻す

【アミノ酸を直前に飲む】
(BCAAとグルタミン)
→よかった。しかし、チェンの方が良いかも。

【アップの方法】
初動負荷→トランポリン→裸足で流し
これを4本程、時間にして30分位で体は作れた。これはいつものルーチンだけど、試合でもよかったと思う。


【試合のビデオ係の確保】
事前にお願いしておくべきだった。
レース前60分前にドタバタしてしまった。顔見知りの多い尾張だったから、レースに特に影響はなかったが、全国大会だったら、そうはいかなかったと思う。要改善。ビデオをお願いするとき、撮影の簡単なマニュアルや名刺を渡しておくとスムーズ。過去には、全く知らない人にお願いして、たまたますごく良い人で快諾してくださったことがある。

Comment

おばらくん

「好きこそ物の上手なれ」
良い言葉だね。その通りだと思う。僕は、本当に陸上バカだから、とんでもないことをやって世間を驚かしてやろうって思っていつも妄想しているだけだよ。

来年は全日本マスターズが岐阜であるから、参加しようと思うよ。マスターズで陸上を第一戦で活躍されている選手を見ていて、思うのは、ある程度自由な時間とお金を確保されているなぁと思うのね。

まずは「永続的に努力できる環境作り」が先決なので、ここ2~3年は仕事をがんばって、その足がかりにしたいと思っているよ。

マスターズには池野さんとか良い模範になる選手がいるから。
2014⁄10⁄23(木) 01:13 | | [edit]

池野さん

今回は尾張の大会だったので、いつもどおり好き勝手やらせてもらえました。審判をしてくださる先生もみなさん気心知れた仲ですから。感謝ですね。中京大土曜競技会とかでもスタート直前まで、SKYRUNNERを履いてアップしたこともありますよ(笑)
2014⁄10⁄23(木) 00:54 | | [edit]

「好きこそ物の上手なれ」

レースに対する分析・考察。高校生や大学生で吉田君ほどの分析ができれば、きっと面白いほどタイムは伸びるでしょう。

「好きこそ物の上手なれ」・・・高校生に一番伝えたい言葉です。
おばらも今の知識や理論で、コーチとして、もう一度自分を指導できれば、200m20秒台の夢を簡単に叶えることができたかもしれません。
36歳のアスリート吉田君に伝えたいことは、アンチエイジングという言葉です。老化は避けることはできず、筋収縮のスピードや神経系の伝達、筋持久力は残念ながら衰えることが現実です。
しかしながら、トレーニング方法やサプリメント、エクササイズで老化は遅らせることができるはず。

ある意味、不本意かもしれませんが、来年マスターズ陸上M35で日本一を目指してみるのはどうでしょうか。
吉田君がもう一度、日本一という目標にチャレンジしている姿を見てみたいなぁ。と、思いました。。。
2014⁄10⁄22(水) 21:46 |

スタート付近にトランポリン置いて跳んでいたんですか?
周囲から変なおじさんって顔で見られたでしょうね(^^)
でもすごく楽しそう・・・
2014⁄10⁄20(月) 09:14 | | [edit]

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